◎写真は、自宅からサンダル履きで徒歩5分ぐらいの所(ミカン畑)に群生している、キュウリグサ(胡瓜草/ムラサキ科)の花です。 ◎文献によれば4月頃から咲き始めるそうですが、自宅周辺では2月末の今(場所にもよりますが)かなりの勢いで咲いています。 ◎キュウリグサ(胡瓜草)と云う名前の由来ですが、そもそもキュウリ(胡瓜)はウリ科の植物であり、キュウリ(ウリ科)とキュウリグサ(ムラサキ科)の間には如何なる血縁関係もありません。 ◎キュウリグサの葉を揉んで匂いを嗅ぐと、少々青臭いキュウリに似た匂いがするので、キュウリグサと名付けられたそうです。 ◎写真を見てワスレナグサ(勿忘草)の花を連想した人もおられるでしょう。ワスレナグサは(キュウリグサと同じ)ムラサキ科の植物ですから、こちらは「血縁関係あり」です(^_^)v ◎このキュウリグサ、写真ではそこそこのサイズに写っていますが、あはは、実物の花は直径2mmぐらいなんですよ。マジで路傍観察していないと、まず見逃してしまう花でしょうね、キュウリグサの花って。 |