◎写真は、裏山で撮影した在来種のタンポポ(蒲公英/キク科/花言葉:神のお告げ)です。 ◎日本で見かけるタンポポには、(明治時代に日本へ入って来た)帰化植物のセイヨウタンポポと、在来種のタンポポとがあり、セイヨウタンポポが在来種のタンポポを駆逐しつつあるとされています(←両者が交配したハイブリッド種もある)。 ◎タンポポの花をここへ貼った時は毎回書いていますから、もう耳タコでしょうが、セイヨウタンポポと在来種のタンポポは総苞の形状で見分けるんでしたよね。 ◎セイヨウタンポポの総苞はド派手に反っくり返り(イナバウアーする ^_^;)、下に垂れ下がります(剥いたバナナの皮みたいに)。 ◎一方、在来種のタンポポは(写真を見れば分かるように)総苞が反っくり返りません(イナバウアーしない)。 ※2年前に、この総苞の違いを説明するのに使った“手作り資料”があるので、見たい方は [総苞差異] をクリックして下さい。 ◎えへへ、自慢しちゃいますが、知漢は総苞を見なくてもセイヨウタンポポと在来種タンポポの区別がつきます(^-^)v ◎勿論、(皆さんにとっては意味不明だと思いますが ^_^;)知漢識別法をお教えします。 ◎まず、セイヨウタンポポの花には、派手で陽気な雰囲気が漂っています。そして、葉はとても美味しそうに見えます(←事実、サラダで食べるらしい)。 ◎一方の在来種タンポポは、花がカチッとしていて、葉を見てもあまり食べたいとは思いません。 ◎そそ、写真のタンポポは蕾が開き、外側(外輪部)の舌状花がようやく咲き始めた状態ですから、中央部の舌状花はまだ咲いていません。中央部の舌状花も咲き揃うと、見慣れたタンポポの花(舌状花がビッシリ詰まって咲いた花)になります。念のため。 |