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TPを飾った花たち



2007年 3月26日のTP/撮影:2007-03-26
レンゲソウ(蓮華草/マメ科/花言葉:心が和らぐ)



 ◎写真は、香川県三豊市高瀬町で撮影したレンゲソウ(蓮華草/マメ科/花言葉:心が和らぐ)の花です。
 ◎知漢が子供の頃は、田んぼ一面にピンクの絨毯を敷き詰めたかに見える“レンゲ畑”をよく目にしたものですが、もうここ数十年、見た事がありません。
 ◎写真のレンゲソウも、「かつての生き残り」と云った感じで、田の縁にポツリポツリと咲いているものを撮影しました。
 ◎蓮華とは、ハス(蓮)の花の別名だから、仏像の台座(ハスの花をモチーフにした仏像の基部)を蓮華座と呼ぶのでしたよね。因みに、中華料理で使われるレンゲ(陶器製のスプーン)も、その形がハスの花弁に似ている事に由来します。
 ◎写真のレンゲソウ(蓮華草)とハスの関係ですが、「仏像の蓮華座に似ているから」と云う人もいれば、「放射状に花弁が並ぶハスの花にレンゲソウが似ているから」と云う人もいます。
 ◎「蓮華座説」にしても「ハスの花弁説」にしても、レンゲソウを横( or 斜め上)から見たのでは、あまりピンと来ません。そう。真上なんです。真上から見ると「なるほどぉ〜」と思えて来ますよ(^_^)v
 ◎そして、「最も美しいレンゲソウの姿だ」と知漢がウットリしてしまうのも、真上から見たレンゲソウなんです。その美しさに酔って頂きたくて、[WP]の写真は、真上から撮影したレンゲソウにしておきました。
 ◎蛇足ながら、我々がレンゲソウと呼んでいる花の部分は、1本の花茎に(マメ科の特徴を備えた)10輪ほどの小さい花が集まって咲き、花序を成しています。
 ◎そそ、レンゲソウはゲンゲとも呼ばれますが、ゲンゲを方言だと思っている人が意外に多くおられます。えへへ、実は、ゲンゲこそがレンゲソウの正式名なんですよ。
 ◎ゲンゲを漢字で書くと「紫雲英」となります。紫雲英....ゾクっ!とするほど素敵な漢字でしょ。余談ながら、「英」という漢字はクサカンムリ(草冠)が付いているのを見ても分かるように、「花」とイコールです(英=花)。