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TPを飾った花たち



2007年 4月10日のTP/撮影:2007-04-10
マツバウンラン(松葉海蘭/ゴマノハグサ科/花言葉:−−−)



 ◎写真は、自宅から徒歩3分ほどの所(ミカン畑の中)で撮影したマツバウンラン(松葉海蘭/ゴマノハグサ科/花言葉:−−−)の花です。
 ◎マツバウンランは花だけを見ても、その色・形ともに素晴らしい(知漢好みの)花ですが、やはりマツバウンランがこれほど多くの人に愛される(雑草な)のは、あの群生している様(さま)に人々の心が圧倒されるからでしょう。←今日撮影した場所でも、既に群生していた。
 ◎そそ、「花の群生」と云っても様々なタイプがある訳でして、先日紹介したシバザクラなんかは花茎に高低差がなく、水平方向に密集して咲く“絨毯美(知漢造語)”が楽しめます。
 ◎一方、写真のマツバウンランは花茎が長い(細長い)ので、地面から離れた空間(≒空中)に花を集め、しかもヒガンバナとは違い、花茎の丈が一定ではありませんから、花がXY軸上に散りばめられた“吹雪美(知漢造語)”の群生を楽しむ事が出来るのです ^^v
 ◎えへへ、長年“路傍観察”をして来た知漢に生意気を云わせて頂けるなら、「今自分が注目している花(←写真の場合はメイン被写体となる花)」を丁寧に愛でたなら、次は愛でた花の前後左右(←時には何もない空間)を楽しむのが路傍観察の極意だと思っております (^^ゞ
 ◎そそ、マツバウンランと云う名の由来ですが、まずは、「マツバ」と「ウンラン」を区切って読んで下さい。
 ◎で、マツバ(松葉)とは、この植物の葉が(細くてシュッ!とした)松葉に似ている事を云っており、ウンランは、過去に何度か有明浜(香川県観音寺市の海岸)で撮影してここ(TP)へ写真を貼った、“ウンラン(海蘭/ゴマノハグサ科/花色:黄色)”の花を云っています。
 ◎つまり、マツバウンランとは、『葉が松葉に似ており、花がウンランに似た植物』と云う意味を持つ名前なのです。
 ◎余談ながらこのマツバウンラン、(その華麗な容姿に似合わず)恐るべき生命力と繁殖力を兼ね備えた植物(原産地が北米の帰化植物)なので、庭へ入り込むと収集がつかなくなります。えへへ、“雑草との攻防”を行っている同士諸君は、何卒その点、注意されたし! (^^ゞ