◎写真は、自宅周辺でごく普通に咲いているカタバミ(傍喰/カタバミ科/花言葉:輝く心)の花です。 ◎知漢が住む地方では、ムラサキカタバミ(紫傍喰/カタバミ科)も雑草として繁茂していますから、写真のカタバミを“キカタバミ(黄傍喰)”と呼んでムラサキカタバミと区別する事があります。←植物学上の正式名でカタバミと云えば、上の写真にある(黄色い花の)カタバミを云う。 ◎カタバミ科の花はどれをとっても、色・形ともにとても美しいのですが、庭に雑草として入って来ると、コニシキソウ(小錦草/トウダイグサ科)と並び、完全制圧する事が極めて困難な雑草になります。 ◎特に写真のカタバミは、抜いても根が残っているとそこから発芽しますし、種は莢に触れると四方へ飛び散りますから、とても手強い雑草なのです -_-; ◎カタバミ(傍喰)と云う名は、葉の形に由来しています。[WP]として、葉の形が分かる写真を選んでおきましたから、まずはそちらをご覧下さい。 ◎カタバミの葉は、ハート形の葉が3枚でワンセットになっており(=ハート形の小葉3枚が掌状複葉をなしている)、ハートの欠けた(≒切れ込んだ)部分を「何かに喰われた痕」と見做し「傍喰(かたばみ)」と呼ばれるようになったのです(とする説が有力)。 ◎子供の頃、カタバミの花茎を噛んで、その酸味を楽しんだ方も多いでしょう(知漢も)。あの酸味の正体は、カタバミに含まれている蓚酸(シュウ酸)でして、蓚酸は大量に摂取すると人体に様々な害を与えますので、ホドホドに。 |