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TPを飾った花たち



2007年 4月21日のTP/撮影:2007-04-20
カタバミ (傍喰/カタバミ科/花言葉:輝く心)



 ◎写真は、自宅周辺でごく普通に咲いているカタバミ(傍喰/カタバミ科/花言葉:輝く心)の花です。
 ◎知漢が住む地方では、ムラサキカタバミ(紫傍喰/カタバミ科)も雑草として繁茂していますから、写真のカタバミを“キカタバミ(黄傍喰)”と呼んでムラサキカタバミと区別する事があります。←植物学上の正式名でカタバミと云えば、上の写真にある(黄色い花の)カタバミを云う。
 ◎カタバミ科の花はどれをとっても、色・形ともにとても美しいのですが、庭に雑草として入って来ると、コニシキソウ(小錦草/トウダイグサ科)と並び、完全制圧する事が極めて困難な雑草になります。
 ◎特に写真のカタバミは、抜いても根が残っているとそこから発芽しますし、種は莢に触れると四方へ飛び散りますから、とても手強い雑草なのです -_-;
 ◎カタバミ(傍喰)と云う名は、葉の形に由来しています。[WP]として、葉の形が分かる写真を選んでおきましたから、まずはそちらをご覧下さい。
 ◎カタバミの葉は、ハート形の葉が3枚でワンセットになっており(=ハート形の小葉3枚が掌状複葉をなしている)、ハートの欠けた(≒切れ込んだ)部分を「何かに喰われた痕」と見做し「傍喰(かたばみ)」と呼ばれるようになったのです(とする説が有力)。
 ◎子供の頃、カタバミの花茎を噛んで、その酸味を楽しんだ方も多いでしょう(知漢も)。あの酸味の正体は、カタバミに含まれている蓚酸(シュウ酸)でして、蓚酸は大量に摂取すると人体に様々な害を与えますので、ホドホドに。

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