◎写真は、弥谷寺(いやだにじ/四国八十八箇所第71番霊場←三豊市三野町)の山中で撮影した、コバノガマズミ(スイカズラ科/花言葉:愛は死より強し)の花です。 ◎写真の花を見て、『ガマズミ(スイカズラ科)じゃないの?』と思われたかも知れませんね。花はそっくりですが、ガマズミの葉はもっと丸くて大きい(=円形に近い)ので、葉を見ればコバノガマズミとガマズミは容易に識別できます。←「コバノ」は「小葉の」と云う形容語。 ◎もそっと云うなら、(写真の)コバノガマズミは4月下旬頃から咲き始めますが、ガマズミは(1ヵ月遅れの)5月下旬ぐらいに咲き始めますから、えへへ、この時期に限っては、葉を見なくても(自信たっぷりに)コバノガマズミと断定していいのです(^_^)v ◎コバノガマズミもガマズミも、秋になると、赤い珊瑚細工みたく美しい球形の実をつけます。その実は小鳥たちの好物ですが、えへへ、知漢の好物でもあります (^^ゞ 甘酸っぱいあの実を食むと、京都で(3才から中3まで)育った少年時代を刹那に想い出すノスタル知漢なのです。 ◎弥谷寺では沢山のお遍路さんと出会いました。すれ違う度に「こんにちは」と挨拶するのですが、知漢の場合は「お疲れさんです」と挨拶していましたねぇ〜。昨年の4月23日、歩き遍路の息子は、愛媛県で51番〜53番を打っていました。←息子が88番の大窪寺に辿り着いたのは、5月4日(因みに1番を出発したのは3月23日)。 ◎そんな昨年の鮮烈な想い出があるからでしょうか?コバノガマズミの白い花が、息子の着ていた遍路白衣のイメージに重なって見えるのは.... (^^ゞ |