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TPを飾った花たち



20 2007年5月11日のTP/撮影:2007-05-09
クサノオウ(瘡の王/ケシ科/花言葉:思い出)



 ◎写真は、大野原町五郷(香川県)で撮影したクサノオウ(瘡の王/ケシ科/花言葉:思い出)の花です。
 ◎「瘡の王」の「瘡(くさ)」とは、皮膚病の総称であり(←具体的な皮膚病の名を指す場合もあるが)、どんな皮膚病にも効くと云う意味で「瘡の王」と名付けられたそうです。
 ◎また、クサノオウがケシ科だと知れば何となく頷けますが、傷つけたクサノオウの茎から出る(ミルクキャラメルの色に似た)黄褐色の汁(←かなり不気味な色 ^_^;)には、鎮痛・麻酔効果があるとされています。
 ◎ただし、その汁にはアルカロイド系の毒成分が含まれていますから、素人が安易に手を出していい薬草ではありません(←強く云っておきます)。
 ◎知漢の日記と写真の記録を調べてみると、五郷で撮影したクサノオウをTPへ最初に貼ったのが2003年の4月22日で、翌2004年の5月11日にも(同じ五郷だが2003年とは違うポイントで撮った)クサノオウの花をTPへ貼っています。
 ◎ところが、2004年の8月16日に四国瀬戸内海地方を襲った台風15号(=有明浜の海浜植物が壊滅的な打撃を受けたあの台風)が、五郷周辺でも死者を出す甚大な被害を引き起こし、その台風の土砂崩れ(=道の寸断)が残っていた翌年の2005年には(通行止めで)五郷の山に入れず、『五郷のクサノオウと今年は会えないのか....』と日記に書いています。
 ◎ところが、五郷のクサノオウを断念したその2005年の秋に、な、な、なんと、阿寒湖(北海道)の近くでクサノオウの花と再会でき、北海道から帰った後の12月に、TPへ(北海道で撮影した)クサノオウの花の写真を貼っています ^^v
 ◎斯く斯く然々、2003年4月下旬(五郷Aポイント)/2004年5月上旬(五郷Bポイント)/2005年10月中旬(北海道阿寒湖周辺)と、その年々に撮影したクサノオウの写真を毎年TPへ貼って来た知漢ですが、なぜか2006年に限っては、クサノオウの花を1枚も撮っておらず、日記にもクサノオウに関する記述が残っていません。
 ◎あはは、その2006年(去年)は、3月23日から5月4日にかけて息子が歩き遍路をしていましたから、「花より“遍路の息子”」だったのでしょうね、きっと (^^ゞ
 ◎クサノオウの花言葉に従い、クサノオウに関する“思い出”について語ってみました。