◎写真は、大野原町五郷(香川県)で撮影したジシバリ(地縛り/別名:イワニガナ[岩苦菜]/キク科/花言葉:束縛)の花です。 ◎“Sin-Syo's HP”の[TP Pics]には、ハナニガナ(&ニガナ)・シロバナニガナといった“キク科ニガナ属”の花が集録されていますが、写真のジシバリも(別名のイワニガナの名を見れば分かるように)ニガナ属のキク科植物です。 ◎ジシバリ(地縛り)と云う名は、この植物が走出枝(そうしゅつし/ランナー)と呼ばれる茎を地面に這わせ、地を這うその茎から次々と根を出して株を殖やして行くその様子が、『まるで地面を縛っているかのように見える』と云う意味で名付けられました。 ◎また、別名のイワニガナ(岩苦菜)という名は、土壌が極端に少ない(過酷な)岩場でも、この植物がよく繁茂する事に由来します。 ◎写真のジシバリと花がそっくりな、オオジシバリ(大地縛り/キク科ニガナ属)の花もよく見かけますが、ジシバリの葉が円形か楕円形に近いのに対し、オオジシバリの葉はヘラ形をしていますから、その識別は容易です。 ◎余談ながら、1つ前にTPへ貼ったシロバナニガナの花は、写真のジシバリを撮ったのと同じ場所で咲いていました。 ◎なお、[WP]には、「ジシバリが咲いている実際の現場に近い雰囲気が出る壁紙」を選んでおきましたので、お楽しみ下さい ^^v |