◎写真は、マルモッタン(高知県北川村)で撮影した、キンシバイ(金糸梅/オトギリソウ科/花言葉:秘密)の花です。 ◎写真のキンシバイは花弁がまだ開ききっていない若い花ですが、半開きの花弁に包まれて出番を待つ雄シベと雌シベが少し緊張しているかの様に(知漢の目には)見え、それが何とも微笑ましかったので、半開のキンシバイをTP用に選びました。 ◎梅雨と云えばアジサイ(紫陽花)ですが、知漢の頭の中では、6月から咲き始めるこのキンシバイも“梅雨の花”になっています。 ◎この時季、「群れ咲く黄色い花」を公園等で見つけたら、その花に近づき、よぉ〜く観察してみて下さいな。梅雨の頃に公園等で群れ咲く黄色い花は、恐らく、キンシバイかビヨウヤナギ(未央柳/オトギリソウ科)でしょう。 ◎そそ、『キンシバイとビヨウヤナギの花は似ているからよく見間違う』と云う人がいます。 ◎確かに、花色は黄色だし、群れ咲くし、葉序も対生でよく似ていますが、花の好きな人がキンシバイとビヨウヤナギを見間違う事はまずないでしょう。 ◎なぜならば、キンシバイの花はズッシリとして重厚に見えますが、ビヨウヤナギの花は軽やかで動的に見えるからです。←あはは、植物学的でない表現ですが、花が好きで花を沢山見ている人には、こう云う表記法の方が、実はよく分かったりして.... (^^ゞ ◎「ビヨウヤナギの花は、ギンバイカ(銀梅花/フトモモ科/花色:白)の花を黄色くした感じ」と云う伝え方も、えへへ、悪くないでしょ? (^^ゞ ◎キンシバイ(金糸梅)の「金糸」は、金糸卵( or 錦糸卵)の金糸と同じ使われ方をしており、沢山ある黄色い花糸(花粉が入っている雄シベの葯を支える柄の部分)を金糸に見立てています。 ◎また、キンシバイ(金糸梅)の「梅」は、5枚の花弁が梅の(5枚の)花弁に似ている事に由来します。 |