◎写真は、自宅から徒歩1分未満の場所で撮影したムラサキカタバミ(紫傍喰/カタバミ科/花言葉:心の輝き/花径:約1.5cm)の花です。←ボコボコ咲いている。 ◎清楚なピンク色の花色といい、その花姿といい、花だけを見れば抜群に可愛いのですが・・・ ◎ムラサキカタバミの繁殖力たるや凄まじく、「一度畑に入ると根絶するのは難しい」と云われるほど厄介な雑草として扱われます。 ◎普通のカタバミ(花色:黄色)は、種を弾き飛ばして(これまた猛烈な勢いで)殖えますが、ムラサキカタバミは種をつけません。 ◎種をつけないムラサキカタバミは、地下に鱗茎(←代表的な鱗茎は“ユリ根”)を作り、その鱗茎で株を増やします。 ◎「鱗茎で株を増やす」と書けば穏やかに聞こえますが、その鱗茎の性質たるや凄まじく、バラバラになった鱗茎の一片( or 半片)でもあれば、そこから高い確率で発芽します。 ◎つまり、ムラサキカタバミが入って来た畑は、耕せば耕すほど鱗茎が畑に散らばり、大変な事になってしまうのです -_-; ◎写真を撮った場所(他人様の枇杷畑)のムラサキカタバミで云えば、除草剤が撒かれると一旦は枯れますが、地下の鱗茎が残っているため、またすぐに出て来て以前と変わらぬ勢いで繁茂します。 ◎過去に何度か紹介した不名誉な話ですが (^^ゞ、仁尾町に隣接する某町では、このムラサキカタバミの事を「○○(←知漢の姓)さん草」と呼んでいます (^^ゞ ◎なんでもその昔、仁尾の○○さん(←○○と云う知漢の姓は仁尾に多い姓)が、花の美しいムラサキカタバミを観賞用に他所から入手し、そのムラサキカタバミの末裔が厄介な雑草となって仁尾周辺に散らばったと云うのです m(_ _)m |