◎写真は、神社の駐車場にある鳥居の側で咲いているハゼラン(爆蘭/スベリヒユ科/花言葉:真心/花径:5mm)の花です。 ◎ハゼランは“サンジカ(三時花)”と云う別名を持っていますが、午後3時を過ぎなければ咲かない、この花の不思議な植性を云い表しています。 ◎ハゼラン(爆蘭)のハゼ(爆)は、「はぜる(爆ぜる=はじける)」と云う意味で、ラン(蘭)は(ラン科の植物でなくても)美しい花によく付けられる名です(例:クンシラン[君子蘭/ヒガンバナ科])。←ハゼ(爆)に関しては、[TP Pics/5月5日]の“トキワハゼ(常盤爆/ゴマノハグサ科)”でも述べている。 ◎ハゼ(爆)については、「花序(ハゼランの花序は円錐花序)の様子が、パッ!と爆ぜた(=はじけた)ように見えるから」「花がはじけるように咲くから」等の説があります。 ◎あはは、根拠に諸説ある時は、知漢にも自説を述べる機会が与えられていると勝手解釈して書いてみましょう (^^ゞ ◎毎日午後3時過ぎになると、(それまで何もなかった草むらから)ピンク色の小さな花が湧くようにブワッ〜!と出現する(=咲く)のですから、それあたかも、漆黒の夜空に突如として光る打ち上げ花火のようであり、はたまた宇宙誕生のビッグバンをも連想させます。 ◎えへへ、この世にビッグバン以上のハゼ(爆ぜ)があるとは思えませんから、ハゼランのハゼ(爆ぜ)は、時間をX軸に刻み、開いた花数をY軸に置いたハゼだと(知漢は)思うのです (^^ゞ ◎最後に老婆心をば。確かにこのハゼラン、園芸植物としても十分に通用するほど「愛らしくて美しい花」を咲かせますが、その繁殖力たるや半端じゃありません(>_<) ◎我が家の庭にもしょっちゅう侵入しようとするので、見かければ問答無用でひっこ抜いています。一旦庭で繁茂させると、間違いなく大変な事になるでしょう > 雑草との攻防戦士各位 -_-; |