◎写真は、五郷(ごごう/香川県観音寺市)の山で撮影したオトギリソウ(弟切草/オトギリソウ科/花言葉:恨み・秘密/花径:約2cm)の花です。 ◎五郷の山でオトギリソウの花を見たのは、今回が初めてだと記憶しています。 ◎因みに、知漢が最も頻繁に歩いてる裏山では、オトギリソウの花を見かけた事がありません。 ◎弟切草(おとぎりそう)と云う名前は、チョイと野草に興味がある人なら誰でも知っている、超有名な名前です。 ◎花山(かざん)天皇の頃(=平安時代)、晴来と云う名前の鷹匠とその弟がいて、このオトギリソウが鷹の傷薬として抜群によく効く薬草である事を知り、兄弟だけの秘密(←花言葉の由来)にしていたそうです。 ◎ところが、今も昔も同じでして、秘密と云う奴は、秘密であればあるほど他人にバラしたくなる( or バレてしまう)ものらしく、弟はオトギリソウの薬効を他人に漏らしてしまいました。 ◎で、鷹匠の企業秘密とでも云うべきオトギリソウの薬効を他人にリークした弟の行為に激怒した晴来(兄)は、なななんと、弟を斬り殺してしまったのです(>_<)←花名の由来。 ◎定説では、「斬り殺された時に飛び散った弟の血痕が、今でも黒い斑点として(オトギリソウの)葉に残っている」とされる訳ですが、知漢は葉の点々より、苞や花弁に残っている斑点にそれを感じますねぇ〜。 ◎余談ながら、上の写真には蜘蛛の糸が写っているでしょ。花を接写する技術論で云えば、あの蜘蛛の糸を取り除いてから撮影すべきなんです。 ◎でも、「被写体には一切(=絶対)手を触れずに撮影する」と云うのが知漢のコダワリ(知漢流)なもんで、今後も引き続きご容赦のほどを (^^ゞ |