◎写真は、五郷の山で撮影したヤブジラミ(藪虱/セリ科/花言葉:−−−/花径:約3mm)の花です。 ◎同じセリ科ですから、上の写真をみて“キャロットちゃん(ニンジン/セリ科)”の花を想い出した方もおられるでしょうね ^^v ◎ヤブジラミは、路傍でごく普通に見かける花ですが、花一輪の花径が小さい上に、花序も大きくありませんから(花序はニンジンの花と同じ複散形花序)、路傍観察を目的としない普通の速度で歩いていると、すぐ側で咲いていても見逃してしまう花です。 ◎ヤブジラミのヤブ(藪)は、この植物が森や林の縁を好んで繁茂する事に由来します。←裏山のヤブジラミも、まさに、そんな場所で繁茂している。 ◎ヤブジラミのシラミ(虱)と云う気の毒な名は、ヤブジラミの実(種)が衣服に付着しやすい構造になっている(早い話が“くっつき虫”の特徴を備えている)事に由来します。因みに、ヤブジラミの実(種)は、同じセリ科だけあって、“キャロットちゃん”のそれにとてもよく似ています ^^v |