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TPを飾った花たち



2008年02月13日のTP/撮影:2008-02-11
タネツケバナ(種漬花/アブラナ科) 花径:約4mm




 ◎写真は、自宅近くの水田(←今は水はない)で撮影したタネツケバナ(種漬花/アブラナ科/花言葉:勝利)の花です。
 ◎タネツケバナは湿潤な土質を好むので、水田周辺へ行けば、いくらでも見つける事が出来る花です。
 ◎反対に、土質が水田周辺よりも乾燥している場所(例:果樹畑が主体の裏山)では、タネツケバナを滅多に見かけません。
 ◎ただし、散水が行き届いている庭の土は「湿潤な土質」に該当しますから、タネツケバナが厄介な雑草として次から次へと発芽して来ます。←例:知漢宅の庭。
 ◎“雑草との攻防”を行っている知漢としては、庭で見つけた雑草であれば“問答無用”で引っこ抜くのですが、可憐な花を咲かせるこのタネツケバナに対しては「少し手加減しているなぁ〜」と自省する事しきりです (^^ゞ
 ◎っとも、タネツケバナの繁殖力たるや半端じゃありませんから、花が咲いていないタネツケバナはその場で引っこ抜くし、花を咲かせているものも3日間ほど花を観賞したら引っこ抜いています(かえって残酷? ^_^;)。
 ◎タネツケバナ(種漬花)の名前の由来は、「(田植え前に)【種】籾を水に【漬】ける頃に咲く【花】だから」とされていますが、香川県では“時知らず”で年中咲いています(←季節による個体数の増減はあるが)。
 ◎タネツケバナの別名はタガラシ(田芥)ですが、キンポウゲ科のタガラシ(花色:黄色)の方がタガラシとしては名が通っているので、タネツケバナをタガラシと呼ぶ事は滅多にありません(知漢の仲間同士では特に)。
 ◎最後に、知漢の知人(農家の方)が詠まれた、タネツケバナの句を紹介しておきましょう。  [ 種漬花 言葉を足して すれ違ふ (前田としえ)]。





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