◎写真は、裏山で撮影したハマダイコン(浜大根/アブラナ科/花言葉:希望)の花です。 ◎『嘘だ〜ぃ!だって、ハマダイコンって、海岸の砂浜で育つ植物だから山で咲いているハズがない!』とお叱りを受けるかも知れませんが、実際に、裏山(の一箇所だけ)で咲いているのです。 ◎最初に云っておきますが、「ハマダイコン=海岸の砂浜で育つ植物」と云うのは正解であり、事実、知漢は毎年、有明浜(香川県観音寺市の砂浜)で群れ咲くハマダイコンの花を観賞&撮影しています。←昨年の[TP Pics]にある4月27日のハマダイコンがそれ。 ◎ではなぜ、砂浜で繁茂するはずのハマダイコンが海辺でない裏山で咲いているのでしょうか? ◎過去に何度か書いたので覚えている方も多いと思いますが、数年前、裏山にドデカイ砂防ダムが作られました。 ◎その砂防ダムを作る時、工事関係者用のプレハブが設けられ、砂防ダムの工事が終わると同時にそのプレハブは撤去され更地になったのですが、その更地で咲いているのが上のハマダイコンの花です。 ◎また、(今は姿を消しましたが)その更地では2年間ほどハマナデシコ(←これまた海岸で生育する植物)が細々と咲いていました。 ◎そして更に、“今日の仁尾(2008-03-25)”に貼ったセイヨウカラシナの花も、同じ場所(=かつてプレハブがあった場所)で群生しており、それも知漢が後で書く説を裏付ける証拠となるのですが、書くと長くなるので、セイヨウカラシナについては省きます (^^ゞ ◎かつてプレハブが建てられていた場所(=裏山で唯一ハマダイコンが咲いている場所)は、他所から土を持って来て整地されており(←土壌の質を見れば分かる)、その土の中にハマダイコンやハマナデシコの種が混ざったいたのでしょう(セイヨウカラシナの種も)。 ◎要するに、かつてそのプレハブを建てる目的で整地した時、整地するために他所から運んで来た土が海岸近くの土だったから、「裏山で(本来海岸の砂浜で咲く)ハマダイコンの花が咲いている」と云うのが(知漢が想像する)結論なのです ^^v |