◎写真は、裏山で咲いているヒメウズ(姫烏頭/キンポウゲ科/花言葉:−−−)の花です。 ◎去年は3月19日に裏山で撮影した花として、[TP Pics]に写真が残っています。 ◎去年も書きましたが、「ウズ(烏頭)」とは、人を死に至らしめる有毒植物である「トリカブト(鳥兜/キンポウゲ科)」の別名ですから、写真のヒメウズ(姫烏頭)を直訳すれば「小さいトリカブト」と云う意味になります。で、それを更に意訳すれば、「小さいがトリカブトのような毒を持つ植物」と云う事でしょうか。 ◎白い5枚の花弁に見えている部分は萼片(ガクヘン =萼)でして、花弁(花びら)ではありません。 ◎本物の花弁は白い萼片の内側に隠れているのですが(3mm弱)、なんせ、小さいうえに必ず下を向いて咲く花ですから、「自然のままに撮る知漢流」では“撮影不可の花弁”となります m(_ _)m ◎本家本元のトリカブト(=鳥兜 =ウズ[烏頭])は、北海道の山で撮影した野生の花を毎年モバイル送信していますから、あはは、もう、耳ならぬ“目にタコ”ですよね (^^ゞ ◎そそ、『綺麗な花には棘がある!』の例えじゃありませんが、ヒメウズやトリカブト然り、キンポウゲ科の植物にはやたらと有毒植物が多いので、注意が必要です(>_<) ◎でも、キンポウゲ科の花って美しいんですよねぇ〜 (^^ゞ ◎有毒か無毒かは別にして、代表的なキンポウゲ科の花を列挙しておきますので、各位それぞれの花を脳裏に想い浮かべて“バーチャル観賞”して下さいな。 ◎キンポウゲ科の代表的な花:オダマキ/アネモネ/ニゲラ(黒種草)/クレマチス(西洋テッセン)/(最近人気急上昇中の)クリスマスローズ/フクジュソウ(福寿草)/トリカブト/ラナンキュラス/ニリンソウ/イチリンソウ/デルフィニューム・・・等々〜。←老婆心:最近鉢で栽培している人が多いクリスマスローズは、特に有名な有毒植物。 ◎因みに知漢は、『キンポウゲ科の植物は、路傍植物であれ何であれ、絶対に口へ入れるべからず!!』と自らの肝に銘じています。←キンポウゲ科の植物は、「葉」に特徴があるので見分けやすい。 |