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TPを飾った花たち



2008年04月02日のTP/撮影:2008-03-25
タチツボスミレ(立壺菫/スミレ科) 花径:約20mm




 ◎写真は、裏山で撮影したタチツボスミレ(立壺菫/スミレ科/花言葉:つつましい幸福)の花です。
 ◎タチツボスミレ類って、(個体変化したものも含め)厳密に断定するがメチャクチャ難しい花ですが、知漢はタチツボスミレ群をまとめて“タチツボスミレ”と呼んでいます。
 ◎と云いつつ・・・上の写真に写っている(裏山で撮影した)タチツボスミレに限って云えば、正式名は“ナガバタチツボスミレ(長葉立壺菫)”なんですけどね (^^ゞ
 ◎写真みたく数輪かたまって咲く花が周囲に点在しており、いやはや、タチツボスミレが咲いている場所へ行くと、ほんと、心が癒されます。
 ◎そそ、スミレとは、大工さんが使う墨壺(=墨入れ[スミイレ])が語源になっています。
 ◎今の大工さんはもう使ってないのかも知れませんが、知漢が子供の頃に見た大工さんは、確かに墨壺(墨入れ)を使っていました。
 ◎定かな記憶ではありませんが、墨を染み込ませた脱脂綿のようなものが横長の壺の中に入っており、そこから(墨を吸った)糸を引き出し、その糸をつまみ上げてパチン!と弾く(=木材に打ち当てると)と、瞬時にして墨の黒い直線が木材の上に引けるのです。
 ◎で、その墨壺の形とスミレの花の形が似ているから、[墨壺=墨入れ(スミイレ)→スミレ]となった次第であります。
 ◎因みに、タチツボスミレが群れ咲くコロニーは裏山に2つあったのですが、その内の1つは数年前の台風が引き起こした(小規模な)土砂崩れが原因で、完全消滅してしまいました(>_<)





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