◆写真は、五郷(香川県観音寺市)の山で撮影したキランソウ(金瘡小草/シソ科/花長:約10mm/花言葉:追憶の日々)です。 ◆写真のキランソウを見て、『ん?セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単/シソ科)の花じゃないの?』と思われた方も多いでしょうね。←セイヨウジュウニヒトエは、神社の境内(ボタンの花のすぐ側)で、まさに今咲いている。 ◆知漢も切り取った一輪の花だけを見せられ、『どっち?』と問われれば即答する自信がないほど、キランソウの花とセイヨウジュウニヒトエの花は(花形・花色ともに)酷似しています。←両方とも[シソ科キランソウ属]。 ◆ただし、(いかに花が酷似していようとも)咲いている現場でキランソウとセイヨウジュウニヒトエを見間違う事はありません。 ◆なぜならば、セイヨウジュウニヒトエの花序が(多くのシソ科植物がそうであるように←例:タツナミソウやウツボグサ)、垂直方向に伸びる無限花序を形成するの対し、キランソウは水平方向に広がる(≒地面を覆う)花序を形成するからです。 ◆キランソウは、香川県西讃地域だと、陽当たりのいい場所で5月下旬頃まで咲いています(ソース:知漢が毎日つけている日記)。 ◆四国に限らず、今の時季、関東地方北部ぐらいまでなら(北海道と沖縄にキランソウはない)、この連休に野山へ出かけた人は、是非、写真のキランソウを探してみて下さいな。 ◆あはは、それ目的で探せば意外と見つからない花ですが、咲いている場所へ行けば『分かった!分かった!もういいよ!』と云いたくなるほど群れ咲いている、何とも不思議な花です。キランソウって ^^v |