◆写真は、自宅から徒歩約1分の場所で見つけたシロバナオオイヌノフグリ(白花大犬の陰嚢/ゴマノハグサ科/花言葉:−−−)の花です。 ◆オオイヌノフグリと云えば、花弁は美しい瑠璃色をしていますが(参照:TP Pics/2008-01-26)、ごく稀に、写真のような白花のオオイヌノフグリを見かける事があります。 ◆オオイヌノフグリが白花になる原因は、「純然たる突然変異」 or 「除草剤や農薬の影響」のどちらかだとされていますが、写真の白花を取り囲んで咲いているオオイヌノフグリは全て普通の花色(瑠璃色)でしたから、この白花オオイヌノフグリは突然変異かも知れませんね。 ◆除草剤や農薬の影響を受けたとは思えぬ白花オオイヌノフグリを過去に何度か見ていますが、その場所で翌年も白花オオイヌノフグリが咲くかと云うと、そう甘くはありません。きっとオオイヌノフグリの白花は、遺伝的に見て劣性形質なんでしょうね。 ◆白花オオイヌノフグリは、通常のオオイヌノフグリ(花弁色=瑠璃色)より花径が一回り小振りです。また、花弁の外縁が通常のオオイヌノフグリほどは展開せず、内側へカールしたがる傾向が強いみたいです。 ◆そそ、ここでは“シロバナオオイヌノフグリ( or 白花オオイヌノフグリ)”と書いていますが、その呼称は植物学的に通用する正式名称ではありません。厳密に書くと、『白い花弁を持つオオイヌノフグリ』とでもなるのでしょうか? (^^ゞ |