◆写真は、有明浜(香川県観音寺市)で撮影したマンテマ(ナデシコ科/花言葉−−−)の花です。 ◆上の写真はピンクのマンテマですが、最も普通に見かけるマンテマは花弁に赤い斑点が入っており、その斑点が入ったものを単にマンテマと呼ぶ事が多いみたいです(シロバナマンテマとの区別を明確にするためアカバナマンテマと呼ぶ事もあるが)。←TP写真右下の[原種]をクリックすれば、斑点入りのマンテマ(同日に有明浜で撮影)を閲覧出来る。 ◆マンテマの花色については、『マンテマ(赤い斑点入り)の他にシロバナマンテマがある』と説明されているケースが多いのですが、(上の写真の)マンテマはピンク色をしており、どちらの色分類にも属しません。 ◆有明浜ではシロバナマンテマも咲いており、同日に撮影したものを[WP]へ貼っておきましたので、そちらも是非ご覧下さい。 ◆そそ、[WP]のシロバナマンテマを見て、『ピンク色の花が(同一花序の中に)一輪混ざっている』と思われたかも知れませんね。 ◆シロバナマンテマは無限花序の花ですから、花序の下方で咲いている花ほど古く、上方で咲いている花ほど新しいのですが、最新の花(最も新しく咲いた花=花序の最頂部で咲いている花)は決まってピンク色をしています。っとも、そのピンク色の花色も時間が経つと徐々に白くなり、やがては花序下方で咲いているのと同じ白色花になるのですが。 ◆マンテマは江戸末期に日本へ(ヨーロッパから)入って来た帰化植物ですが、海岸付近を好んで繁茂する植物ですから、有明浜に限らず仁尾(特に庄内半島)でも、海に近い場所でよく見かける花です。 |