◆写真は、五郷(ごごう/香川県観音寺市大野原町)の山で撮影した、コガクウツギ(小額空木/ユキノシタ科/花径:約30mm/花言葉:明日の幸福)の花です。 ◆ガクアジサイ(ユキノシタ科)と同様に、白い花弁に見えるのは萼(がく)が変化したもの(装飾花)であって、緑色の小花に写っている部分が本物の花です。 ◆しかし、本当に梅雨の頃って、ユキノシタ科の花、オンパレードですねぇ〜。 ◆アジサイ/ガクアジサイ/ウツギ(卯の花)/ガクウツギ/バイカウツギ(神社で咲いている)/マルバウツギ/アワモリショウマ等々(←全てユキノシタ科)が、この季節に照準を合わせて咲き誇ります。あっ!忘れるところでした (^^ゞ 本家本元のユキノシタも、この時季に花を咲かせます。 ◆コガクウツギは直射日光を好まないらしく、必ずと云っていいほど薄暗い場所で咲いています。 ◆山の薄暗い場所から純白の花が(舞うかのように)浮かび上がって来るコガクウツギの花……ゾクッ!とするほど素敵ですが、「薄暗い=スローシャッター」なので、カメラを三脚にガチッ!と固定し、風が凪ぐのを(スローシャッターだから微風もだめ)ただひたすら待って、シャッターチャンスを狙います。←花に対しては、絶対ストロボを焚かないのが知漢流 (^^ゞ ◆そそ、日陰を好むコガクウツギの植性は、スローシャッターを強いられるカメラ撮影にとって厄介なものですが、この花を見つける時はその植性が役立ちます。 ◆五郷の山で云えば、山の北側(=日陰 =瀬戸内海の方角)にいる時だけ、『♪コガ〜クウツギは、な〜い、か〜い、なぁ〜♪(←作詞作曲:知漢 ^_^;)』の鼻歌を歌いながら、この花を探せばいいのですから。 ※[WP]の写真は、薄暗い場所で群れ咲くコガクウツギの雰囲気が出るようにトリミングしました。是非、壁紙としてお楽しみ下さい(←勿論、[並べて表示]のモードですよ)。 |