◆写真は、弥谷寺近くの山で撮影したウツボグサ(空穂草/シソ科/花言葉:協調性)の花です。 ◆「空穂(うつぼ)」とは「弓の矢を入れる容器」の事で、ウツボグサの(花ではなく)花序(=花穂)全体の形状が空穂に似ているのでウツボグサ(空穂草)と名付けられました。 ←写真右下の[空穂]をクリックすると、矢を入れる空穂の図(広辞苑第六版より)が表示されます。 ◆知漢がウツボグサを過去に撮影した場所を(HDD内検索で)調べてみると、綾上町の畦道・満濃池・紫雲出山・弥谷寺・五郷の山・豊稔池と云った地名データがヒットするものの、“裏山”が出て来ません (^^ゞ ◆探せば裏山でもウツボグサは咲いていると思うのですが、毎年ウノハナ(卯の花)が咲く頃になると、車であちこちの山へ出かけてしまい、あまり裏山を散策しなくなるから(裏山で)ウツボグサを撮影していないのかも知れませんね。 ◆ウツボグサは、草丈200mmぐらいの茎の頂に50mmぐらいの花穂を付けるので、株さえあれば見つけやすい花です。また、群れて咲く習性があるので、ウツボグサを1本見つけたら、その周囲10mぐらいを探す事で“群れ咲くウツボグサ”と出会える可能性が高い花でもあります ^^v |