◆写真は、最寄りのバス停近くで撮影したセイヨウカラシナ(西洋芥子菜/アブラナ科/花言葉:−−−/花径:約10mm)の花です。 ◆4月〜5月頃に川原などで群れ咲くセイヨウカラシナですが、仁尾では既に咲き始めています。 ◆本当はもっと沢山花を咲かせている株もあるのですが、現時点で最も平均的な咲き方をしている花序を選び撮影しました。 ◆アブラナ(=ナノハナ[菜の花])とセイヨウカラシナとセイヨウアブラナは、見た目だけでは区別できぬほど花の形状が似ていますから、葉を観てそれらを識別します。 ◆まず、葉に葉柄がなく、葉の付け根が茎を抱いて(巻いて)いたらアブラナかセイヨウアブラナのどちらかで、アブラナの葉は鮮やかな黄緑色をしている上に“ちりめん(縮緬)状”のシボ(皺)が目立つので、容易にセイヨウアブラナとの見分けがつきます。 ◆残るはセイヨウカラシナですが、葉に葉柄があり茎を抱きませんから、消去法で「(葉が茎を抱く)アブラナかセイヨウアブラナでなければセイヨウカラシナ」となります。 ◆あはは、『アブラナ(菜の花)は畑やお花畑で栽培されているが、セイヨウアブラナとセイヨウカラシナは野草として路傍や川原で咲いている」と云うのも目安になるかも知れませんね(←識別法としては邪道ですが ^_^;)。 |