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TPを飾った花たち



2010年03月24日のTP/撮影:2010-03-19
タガラシ(田枯らし/キンポウゲ科)   花径:10mm




◆写真は、田圃に水を引く用水路(溝)で撮影したタガラシ(田枯らし/キンポウゲ科/花言葉:不屈の心/花径:約10mm)の花です。 ←自宅から約1Kmほど離れた場所で撮影。
◆知漢の記憶では、本格的な田植えが始まる頃(≒6月以降)になるとほとんど姿を消してしまう花なので、来月(4月)あたりが見頃かも知れません。
◆タネツケバナ(アブラナ科/別名:タガラシ)とタガラシ(キンポウゲ科)の関係は、2010-03-22に解説したタネツケバナの中で詳しく述べていますから、そちらをご覧下さい。
◆このタガラシを知漢は「田枯らし」と表記していますが、「田芥子」と書いても間違いではありません。
◆と云うより、『写真のタガラシをはじめとする多くのキンポウゲ科植物が持つ“ラヌンクリン”という有毒成分が(口に入ると)舌を刺すので「田辛し→田芥子」とする説』を知漢は支持しているので、本来ならば「田芥子」と書きたいのですが・・・
◆そうです。有毒植物のタガラシ(キンポウゲ科←上の写真)を「田芥子」と書くと、食べられそうに思う人がいると困るので、数年前から(それまでの田芥子をあらため)「田枯らし」と知漢は表記しています。
◆用水路の中で咲いているのを見ても分かるように、タガラシは「水が大好きな植物」ですから、自宅裏山で見かける事はありません(皆無)。