◆写真は、弥谷寺の参道で撮影したセントウソウ(仙洞草/セリ科/花径:約2mm/花言葉:繊細な美しさ)の花です。 ◆写真のセントウソウに似て微細な花を咲かせるヤブジラミ(セリ科/花色:白)やヤブニンジン(セリ科/花色:白)もそうですが、薄暗い山野の林縁で咲く花ですから、どうしてもスローシャッターを強いられ、撮影が非常に困難な花です。 ←EXIF情報を見れば分かるように、上の写真はISO感度を640まで上げ、本当はもっと絞りたいf値を11でウルル我慢し、1/50秒のシャッタースピードを辛うじて確保している(三脚不使用)。 ←余談ながら、知漢は絶対に花に向けてストロボを焚かない主義。 ◆あ、そそ。セントウソウの仙洞(せんとう)は、「仙人の居所」を意味します。つまり、仙人が住んでいそうな場所に咲く花……それがセントウソウ(仙洞草)なのです。 ←他説もあるが。 ◆四国八十八箇所71番札所の弥谷寺(いやだにじ)は、参道が鬱蒼とした木々に包まれて薄暗く、落ち着いた風情を感じる寺なので知漢は大好きです。 ◆そんな薄暗い参道で、微細ながら純白を主張して咲くセントウソウの花〜。がはは、かなりいけますよ(^_^)v ◆因みに、セントウソウが咲き誇るのは、4月以降です。 |