◆写真は、有明浜で撮影したウマゴヤシ(馬肥し/マメ科/花径:約6mm/花言葉:快活)の花です。 ◆海浜植物の宝庫・有明浜で撮影したウマゴヤシの花ですが、路傍でごく普通に(自宅周辺でも)見かける花です。 ◆ウマゴヤシの名前は、読んで字の如く、この植物を食べさせた馬がよく肥える事に由来します。 ◆更にウマゴヤシは、(多くのマメ科植物がそうであるように)家畜の飼料として優れているだけでなく、田の肥料としても優れていたので、かつては(江戸時代〜昭和初期)、稲田の裏作でウマゴヤシを栽培し、春にそのまま鋤込んで田の肥料(緑肥)にしていたそうです。←マメ科の特徴である「(根粒バクテリアによる)空気中の窒素成分固定作用」を利用。 ◆このウマゴヤシと同様の使い方をする(飼料にもなり肥料にもなる)植物としては、レンゲ草やクローバーが有名です(どちらもマメ科)。 |