◆写真は、五郷の山で4月10日に撮影したムラサキケマン(紫華鬘/ケシ科/花長:約20mm/花言葉:助力)の花です。←[花長≠花穂長]。 ◆実物のムラサキケマンを見た事がない人は、写真のムラサキケマンを見て、『ん?一体全体、この花は、何がどうなっているんだ?』と首を傾げられたかも知れませんね。 ◆ムラサキケマンは、3月30日にここへ貼ったキケマン(黄華鬘/ケシ科)と同じ「ケシ科キケマン属」の花です。 ◆キケマン(←[TP Pics]に3月30日の写真が保管されている)は、花穂にある上の花と下の花が規則正しい間隔を保って咲くので、あのように美しい花穂(花序)を成しますが、ムラサキケマンは上の花と下の花の間隔が詰まった団子状態で咲くため、『どうしたの?何かあったの?』と尋ねたくなるような花穂になってしまうのです。 ◆ムラサキケマンでも、そこそこ美しい花穂の形を保って咲くものもありますが、多くの場合、あはは、写真のようなグチャグチャ咲きになっています。 ◆キケマンは(知漢自宅の)裏山でも咲いていますが、ムラサキケマンを裏山で見た事はありません。 ◆一方、五郷の山では、キケマンとムラサキケマンの両方が(まさに今)咲いています。 ◆あ、そそ。キケマンの解説文でクドクド書いたように、このムラサキケマンも有毒植物ですから、扱いには注意が必要です。 |