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TPを飾った花たち



2010年04月22日のTP/撮影:2010-04-17
オニタビラコ(鬼田平子/キク科)  花径:8mm




◆写真は、裏山の砂防ダム付近で撮影したオニタビラコ(鬼田平子/キク科/花径:約8mm/花言葉:仲間と一緒に)の花です。
◆同じく路傍で黄色い花を咲かせるタンポポ(キク科)やノゲシ(キク科)には悪いのですが、それらの花にはない「スレンダーな花姿」が好きで、この花が咲いていると必ず足を止める知漢です (^^ゞ
◆名前の頭に「オニ(鬼)」が付いていますが、この場合の「鬼」は「大きい」と云う意味であり、『普通のタビラコ(キク科)よりオニタビラコの方が大きい』と読めばいいでしょう。
◆オニタビラコの名前に含まれている「タビラコ(田平子)」は、『田の畦などに平らな葉を広げる』と云う意味でして、この植物の葉がロゼット葉になっている事を表しています。 ←タンポポの葉もロゼット葉。
◆っとも、オニタビラコは田の周辺でなく、もっぱら、厳しい環境の荒地や造成地等で咲いています。 ←写真のオニタビラコも、裏山の砂防ダムを作る時に持ち込まれた客土の上で咲いていた。
◆因みに、タビラコ(≠オニタビラコ)こそが、「春の七草」に出て来る(=七草粥に入れて食べる)ホトケノザであり、現在我々がホトケノザと呼んでいるシソ科のホトケノザ(TP Pics/2010-03-13に写真あり)とは全く別物です。