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TPを飾った花たち



2010年04月30日のTP/撮影:2010-04-26
オオツルボ(大蔓穂/ユリ科)  花径:15mm




◆写真は、神社で咲いているオオツルボ(大蔓穂/ユリ科/花径:約15mm/花言葉:さびしさ)の花です。
◆オオツルボにはシラー・ペルビアナ(Scilla Peruviana)という別名があり、『シラー・ペルビアナにはオオツルボという別名がある』と云っても過言でないほど、シラー・ペルビアナの名前も広く知れ渡っています。
◆ローカルな話題で恐縮ですが、神社では今、2種類のシラーが咲いています。
◆1つは写真のオオツルボ(シラー・ペルビアナ)で、もう1つのシラーは、シラー・ヒスパニカ(別名:ツリガネズイセン/ユリ科/花色:青)です。
◆駐車場で車を降りて神社へ向かうと、まず蔦見坂の登り口左側にシラー・ヒスパニカの花が数本咲いています。←ムスカリ(ユリ科/花色:青)と一緒に半ば雑草に埋もれて ^_^;
◆次いで、蔦見坂を登り切った所にある大鳥居の右側に、写真のオオツルボ(シラー・ペルビアナ)が咲いています。
◆写真のオオツルボですが、年を追うごとに株数が増えています。←オオツルボは球根(鱗茎)で増える。
◆オオツルボの原産地は地中海沿岸で、園芸植物として日本に入って来たのですが、もともと植性がタフなものですから、半ば野生化して咲いているオオツルボを時々見かけます。
◆あ、そそ。花の仕事に従事している人の多くは、オオツルボの事を単に「シラー」と呼びます(知漢もそうだった)。
◆オオツルボ(シラー・ペルビアナ)もシラー・ヒスパニカ(ツリガネズイセン)も、球根(鱗茎)に有毒成分を含んでいるので扱いには注意しましょう。
◆茶碗蒸に入っているユリ根のイメージとは裏腹に、多くのユリ科植物の球根は有毒です。『ユリ科植物の球根(鱗茎)=有毒』と思っておいた方が、間違いないでしょうね。