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TPを飾った花たち



2010年05月15日のTP/撮影:2010-05-12
ジシバリ(地縛り/別名:イワニガナ/キク科)  花径:25mm




◆写真は、五郷の山で撮影したジシバリ(地縛り/別名:イワニガナ[岩苦菜]/キク科ニガナ属/花径:約25mm/花言葉:束縛)の花です。
◆ジシバリ(地縛り)の名は、この植物が走出枝(そうしゅつし/ランナー)と呼ばれる茎を地面に這わせ、地を這うその茎から次々と根を出して株を殖やして行くため、その様子が、あたかも地面を縛っているかのように見える事に由来します。
◆また、別名のイワニガナ(岩苦菜)は、土壌が極端に少ない(過酷な)岩場でも、この植物が繁茂する事に由来します。
◆写真のジシバリと花がそっくりな、オオジシバリ(大地縛り/キク科ニガナ属)の花もよく見かけますが、オオジシバリの葉は丸味を帯びたヘラ形をしているので、その識別は容易です。
◆ジシバリはランナーで増えるため、茎や葉だけでなく、花もかなりまとまった輪数で地面を覆うかのように咲くので、かなり見応えがあります(^_^)v
◆上の写真を見て、『タンポポ(キク科タンポポ属)みたい!』と思った方もおられるでしょうが、タンポポにはない“気品”が、ジシバリの花や花茎には、そこはかとなく漂っています (^^ゞ
◆そそ、(花期さえ間違わなければ)五郷の山のあちこちで確実に観賞できるジシバリですが、田の畦道で群れ咲いているジシバリを偶然見かける事もあったりします。
◆余談ながら、花言葉の「束縛」を『ストレート過ぎる』と感じているのは、知漢だけでしょうか? ^_^;