◆写真は、有明浜(香川県観音寺市)で撮影したハマヒルガオ(浜昼顔/ヒルガオ科/花径:約50mm/花言葉:賢くやさしい愛情)です。 ◆このハマヒルガオの写真は5月12日に撮影したものですが、今年は若干花が遅れており、あちこちでポツリポツリと咲いている感じでした。←いま有明浜へ行けば見頃だと思う。 ◆写真の背景に写っている葉は、全てハマヒルガオの葉です。葉の表面は光沢のあるクチクラ被膜で覆われており(←ツバキやサカキの葉の光沢もそう)、その被膜が「水分の蒸発」や「塩分の侵入」を防いでいます。 ◆写真では茎の部分が全て砂に埋もれていますが、波打ち際に近い場所で咲くハマヒルガオは、大体こんな感じです。←波打ち際から離れた場所だと、葉・茎・花の全てが地上部に出ている。 ◆余談ながら、『夏に庭で咲くアサガオ(朝顔)は何科の植物?』と質問すると、ほとんどの人が『アサガオ科!』と答えます。 ◆えへへ、アサガオ科と云う答えは“ブッ!ブゥ〜!”でして、この世にアサガオ科と呼ばれる科は存在しません。正解は、「ハマヒルガオもアサガオもヒルガオ科」です。 |