◆写真は、神社で咲いているユキノシタ(雪の下/ユキノシタ科/花径:約20mm/花言葉:愛情)の花です。 ◆ユキノシタは、湿った半日陰地を好む植物なので庭の一等地へシャシャリ出て来る事はありませんが、貴婦人と呼ぶに相応しい秀逸な花を咲かせます。 ◆ユキノシタの花は、“大の字”に見える合計5枚の花弁からなり、スペード形の上3枚の花弁には赤い斑点が散りばめられ、その花弁の付け根には黄色い斑点まであります。 ◆大根のような形をした下2枚の花弁は一切の彩りを捨て、形とサイズを大胆にデフォルメする事で、「スリリングだが見てて心地よいバランス」を花全体に与えています。 ◆「雪の下」と云う名前の由来については、「群れ咲く白い花の下に見える葉が、あたかも雪の下で見え隠れしている葉に見えるから」とする説が有力です。 ◆そそ、『花は“大の字”に見える』と書きましたが、“大の字”と云えば、えへへ、ダイモンジソウ(大文字草/ユキノシタ科)です。←ユキノシタが初夏に咲くのに対し、ダイモンジソウは秋に咲く。 ◆我が家には、毎年を花を咲かせるダイモンジソウの鉢があるのですが…… ◆知漢が北海道から帰って来る頃が、ちょうど花の終わる頃なので、ダイモンジソウの花は年によって見られたり見られなかったりする知漢です。 |