◆写真は、裏山で栽培されているキンポウジュ(金宝樹/別名:ブラシノキ/フトモモ科/花序長:約150mm/花言葉:儚い恋)の花です。 ◆生け花では手頃な枝物としてキンポウジュをよく使うので、写真の枝葉を見て『生け花で使うあの枝物にこんな花が咲くの?』と思った方も多いでしょう。 ◆咲き始めの写真なので分かりにくいと思いますが、別名のブラシノキ(ブラシの木)は、咲き揃った花序の形が(コップを洗う)ブラシの形に見える事に由来します。 ◆ブラシの毛に見える部分は、密集した雄シベの花糸です。キンポウジュの花にも花弁はあるのですが、黄緑色をしていて小さいので目立ちません。←花弁ではなく、花糸の派手さで虫を誘う事にしたキンポウジュの戦略。 ◆写真の花はピンク色ですが、普通見かけるキンポウジュの花は赤色です。また、白色のキンポウジュもあります。 ◆あはは、フトモモ科とは何とも艶っぽい科名ですが、キンポウジュの他に知漢が裏山でよく撮影するフトモモ科の花には、ギンバイカ(銀梅花)があります。 |