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TPを飾った花たち



2010年06月16日のTP/撮影:2010-05-30
フランネルソウ(別名:酔仙翁/ナデシコ科)    花径:30mm




◆写真は、裏山で野生化しているフランネルソウ(フランネル草/別名:酔仙翁[スイセンノウ]/ナデシコ科センノウ属/花径:約30mm/花言葉:いつも愛して)の花です。
◆フランネルソウの原産地は南ヨーロッパで、江戸時代に園芸植物として入って来たものが人の手を離れ、主に人里で野生化しています。
◆野生化するぐらいですから、フランネルソウの植性は極めてタフで、主(あるじ)なき廃屋で淋しげにこの花が咲いているのを見かけたりします。
◆フランネルソウ(フランネル草)の名は、葉や茎が白い繊毛で覆われており、見た目や手触りがフランネル(ネル)の布地と似ている事に由来します。
◆また、別名の酔仙翁(スイセンノウ)ですが、センノウ(仙翁/ナデシコ科センノウ属)という別の花があり、『その仙翁と同じ仲間(センノウ属)で、酒に酔ったかのように花が赤いから酔仙翁と呼ぶ』とする説がよく知られています。
◆ただ、広辞苑(第六版)はスイセンノウを(酔仙翁ではなく)「水仙翁」と表記していますから、『スイセンノウ=酒に酔った仙翁』ではないのかも知れません。