Sin-Syo's HP Sin-Syo's HP > 2011 > 01-11
TPを飾った花たち



2011年01月11日のTP / 撮影:2011-01-11
ニオイスミレ(匂菫/スミレ科)  花径:25mm




◆写真は、神社の境内と自宅の庭で咲いているニオイスミレ(匂菫/スミレ科/花言葉:高尚/花径:約25mm)の花です。
◆ニオイスミレの花は11月頃から翌年の4月頃まで咲くので、花が少ないこの季節にあっては貴重な花と云えるでしょう。
◆そそ、ニオイスミレは人里で一部野生化しているため、日本在来種のスミレだと思っている人もいますが、地中海沿岸が原産の帰化植物です。
◆2004年12月11日の“Hit On”で書いたように、ニオイスミレには忘れられない想い出があります(^_^)v
◆知漢がロンドンでフラワーデザインの勉強をしていた頃、学校では毎日毎日このニオイスミレの花(生花)を使ったコサージュを作らされていました。
◆花と葉に、それぞれ決められた番数(#数)の細いワイヤーを1本1本かけ、決められた花数と葉数で、決められた形のコサージュを作るのです。 ←卒業実技試験では、花に使ったワイヤーの番数や、葉に使ったワイヤーの番数を間違えただけでも不合格になります。
◆映画“マイ・フェア・レディ”の中で、主役のオードリー・ヘプバーンが(ロンドンの)コヴェント・ガーデン・オペラハウス(=ロイヤル・オペラ・ハウス)の前で、籠に盛ったスミレの花束を売っていたシーンを覚えておられるでしょうか。
◆オードリー・ヘプバーンが映画の中で売っていた、あのスミレの花束こそが、知漢がロンドンの学校で毎日毎日コサージュを作っていたニオイスミレの花であり、その花が上の写真に写っているニオイスミレの花なのです。