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TPを飾った花たち



2011年05月10日のTP / 撮影:2011-05-05
アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧/アカバナ科) 花径:15mm




 写真は、自宅から神社へ向かう路傍で(今年初めて一輪見つけた)アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧/アカバナ科/花径:約15mm/花言葉:臆病)の花です。
 アカバナユウゲショウは、明治時代に観賞用としてアメリカ南部から日本へ入って来た植物ですが、今では西日本各地で野生化している「名の知れた帰化植物」です。
 アカバナユウゲショウは見かけによらずタフな植物ですから、咲いている場所へ行けばボコボコ(笑)咲いています。←自宅〜神社〜裏山周辺で見かけたのは今回(今年)が初めて。

 「赤花夕化粧」と云うチョイと艶っぽい花名については、『夕方になると花が開いて咲き始めるから』との説明が一般的になされていますが、実際は昼間でも咲いています。←上の写真を撮ったのは[2011-05-05/13:03]。
 『アカバナユウゲショウは夕方咲き始める』と云う通説は、『同じアカバナ科のツキミソウ(月見草←こちらは本当に夕方から咲く)の植性が、アカバナユウゲショウの花名に被さってしまったのでは?』と知漢は思っています。

 そそ。このアカバナユウゲショウとヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草/アカバナ科)がゴッチャになっている人をよく見かけます。←図鑑の写真だけで花名を覚えた人に多い。
 確かに、アカバナユウゲショウとヒルザキツキミソウの花は見た目が似ていますが、花径(花の直径)が全然違うので、現物を見れば両者を見間違う事はありません。←アカバナユウゲショウの花径が約15mmなのに対し、ヒルザキツキミソウの花径は約50mm。←ヒルザキツキミソウについて詳しく知りたい方は[TP Pics/2010-06-20]をどうぞ。