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TPを飾った花たち



2011年05月24日のTP / 撮影:2011-05-16
マンテマ( ナデシコ科 )  花径:10mm




 写真は、有明浜(香川県観音寺市)で撮影したマンテマ(ナデシコ科/花径:約10mm/花言葉:−−−)の花です。
 マンテマは海岸に近い場所を好むので、有明浜だけでなく、海に近い場所なら西讃地方のどこでも(例えば仁尾でも)普通に見かけます。

 マンテマは風によく揺れる植物なので“被写体ブレ”が生じやすく、とても撮影しにくい花です。
 でも、ファインダーを覗きながら心の中で、『風!止まれ!。止まれ!風!』と叫びながら、風が止むその一瞬を狙っている時って、「風」と「マンテマ」と「自分」が一体化して共同作業を行っているような気分になれるから、えへへ、嫌いじゃありません(^_^)v

 マンテマは実に様々な色や柄(がら)の花を咲かせますから、バラエティーに富んだその花色や柄を見比べるだけでも飽きません。←マンテマの写真は、[TP Pics/2007-04-25][TP Pics/2008-05-24]にもある。

 そそ、海から遠く離れた山寺(=四国八十八箇所の霊場)でマンテマの花を見かける事があります(例:弥谷寺や雲辺寺ロープウエイ乗場付近)。そんな霊場で咲いているマンテマを見かけると、『海岸縁を歩いた“お遍路さん”がここへ種を落として行ったのかなぁ〜』と想像を逞しくする知漢です (^^ゞ
 自宅の裏山にも、マンテマの花が咲く場所が一箇所だけありますが、そちらは「海岸近くから運ばれて来た客土にマンテマの種が混ざっていた」と(知漢は)結論づけています。←根拠:裏山のマンテマと同じ場所で、海岸近くに群生するハマダイコン[アブラナ科]の花が咲くから。