写真は、有明浜(香川県観音寺市)で撮影したニワゼキショウ(庭石菖/アヤメ科/花径:約15mm/花言葉:豊かな感情)の花です。 このニワゼキショウは、一つ前に貼ったマンテマ(ナデシコ科)から約2メートルほど離れた場所(芝地)で群れ咲いています。 香川県では、「芝生が植えられている海岸に近い公園」で丁寧に“地面ウォッチング”すれば、ニワゼキショウとマンテマの両方と出会える確率が高いかと思います。 知漢が3才〜中3まで過ごした京都では、このニワゼキショウの事を“スイカバナ(西瓜花)”と(子供たちは)呼んでいました。 えへへ、なぜスイカバナかと云うと、ニワゼキショウの実は(直径3mmぐらいの)球形で、しかもスイカみたく縦縞が何本も入っていて(サイズこそ違え)外観がスイカそっくりなのでそう呼んでいました。 知漢が子供の頃、「クワ(桑)の実」「クサイチゴ・キイチゴ・ナワシロイチゴのイチゴ類」「アケビ」「ヤマブドウ(←ヤマブドウに似ているが正しくはエビヅル)」「シバグリ(野生の栗)」等々は“自然がくれる最高のおやつ”でしたから、スイカバナ(=ニワゼキショウ)の実も、当然、ムシャムシャと食べました。 でも、だけど…… 他の“自然から貰うおやつ”と違い、スイカバナの実は無味無臭で、ちっとも美味しくありませんでしたけどね (^^ゞ とは云え、今でも当時を懐かしく思い出し、花の撮影後にニワゼキショウの実を口へ運ぶ事もありますが…… がはは、やっぱ、美味しくありません(笑)。 |