写真は、五郷の山(香川県観音寺市大野原町)で撮影したクサノオウ(瘡の王/ケシ科/花径:約30mm/花言葉:思い出)の花です。 クサノオウの名前ですが、広辞苑では「草の王・草黄」、大辞林では「草の王」の字を当てています。 がはは、広辞苑や大辞林に楯突くつもりは毛頭ありませんが、知漢は一貫して「瘡(くさ)の王」の字を使っています。 と云うのも、『「瘡の王」の「瘡(くさ)」とは皮膚病の総称であり(←具体的な皮膚病の名を指す場合もあるが)、どんな皮膚病にも効く薬草と云う意味で「瘡の王」と名付けられた』とする説を知漢は支持しているからです。 ※【厳重注意】クサノオウは名の知れた有毒植物であり(飲食した場合は死に至る事もある)、素人が漢方薬として用いるのは不可。 五郷の山で咲くクサノオウは毎年のように大規模な盗採被害に遭い、その数を年々減らしているのですが、今年は盗採された痕跡がなく大いに安堵している知漢です(^_^)v 西讃地方(香川県西部)でクサノオウが自生しているポイントは何箇所かあり、以前はそのポイントの全てを紹介していましたが、五郷での大規模な盗採を知ってからは「お口にチャック!」を決め込んでいる知漢です -_-; クサノオウは4月中旬から秋(10月頃)まで咲く上に、山野草としては見応えのあるサイズの花を咲かせますから、通販でも人気がある山野草です。←観音寺市の(見ず知らずの方の)庭で、プランターにクサノオウが植えられているのを(先月)見た。 そそ、これは自生ポイントを明かしても平気だと思いますが、2005年の10月17日、阿寒湖(北海道)に近い山中でクサノオウの花と出会い、その写真を撮っています。 これを書きながら、2005年以降その山へ入っていない事を思い出したので、えへへ、今年はその山で野営してみましょうかねぇ〜(・_-)v |