写真は、五郷の山(香川県観音寺市大野原町)で撮影したヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科/花径:約8mm/花言葉:隠者)の花です。 花径が小さく草丈が低い上に、知漢の目は近視ときますから、(その気になって探さなければ)足元で咲いていても見逃してしまうのがヒメハギの花です。←花言葉(隠者)がピッタリ。 しかも、5月に山へ入る時の(知漢の)お目当てはウツギ類の花だったりしますから、知漢の目線は自分の身長と同じくらい、もしくはそれ以上に高い場所を無意識にサーチし続けるため、ともすれば足元は「灯台もと暗し」になってしまいます (^^ゞ 14年前(1997年)、高知県の山で撮影したヒメハギの花を、“Sin-Syo's HP”に貼った記録が残っています。 でもそれ以降、HPにこの花を貼った“記録”も“記憶”もないので、“Sin-Syo's HP”にヒメハギの花が貼られるのは、恐らくこれが二度目なのでしょう。 ヒメハギ(ヒメハギ科)の名は、この花がハギ(萩/マメ科)の花と似ている事に由来します。でも、『ハギの花に似ているからマメ科』と決め込み、マメ科でこの花を検索してもヒメハギには辿り着けません。←よく見ると、マメ科の花の特徴である「旗弁(マメ科の花で帆のように見える花弁)」がない。 更に、ヒメハギの花を特徴づけている(筒状花弁の先端にある)白い髭や、花全体の雰囲気からしてラン科の花にも見えます。でも、(ラン科の花に特有な)唇弁・上萼片・側弁・側萼片等の要素を個々にチェックしてゆくと、ヒメハギがラン科植物でない事も明らかです。 あ、そそ。ヒメハギの花は梅雨明け頃(≒7月中旬頃)まで咲いていますから、「山歩きが好きで、(知漢と違って)山で咲くウツギ類の花にあまり興味がなく、(知漢と違って)視力が良く、(知漢と違って)地面に顔を近づけ自分の鼻が虫とニアミスしても怖くない人 (^^ゞ」は、この時季、意外と簡単にヒメハギの花と出会えるかもですよ(^_^)v ←ヒメハギは、北海道から沖縄まで分布している。 |