写真は、我が家の庭で撮影したアッツザクラ(アッツ桜/キンバイザサ科/花径:約20mm/花言葉:忍耐)の花です。 この鉢植えのアッツザクラは、2004年(7年前)に我が家へやって来たのですが、それ以降、毎年よく咲いてくれます(^_^)v アッツザクラの“アッツ”と云えば、かつて日本軍が玉砕した、アリューシャン列島のアッツ島(Attu Island)を連想する訳ですが、多くの園芸書には『アッツ島とは無関係な花』と書いてあります。 勿論、アッツ島で咲いている花ではありませんから(←アッツザクラの原産地は南アフリカ)、無関係と云えば無関係ですが、全く無関係かと云うと、そうでもありません。ドッチヤネン!(゚゚;)\(-_-; バシ! つまりこういう事です。アッツ島で日本軍が玉砕した昭和18年に、ある園芸店が「アッツ桜(桜は日本兵の象徴)」の名前でこの花(鉢)を売り出したとされていますから、アッツ島と全く無関係とは云えないのです。 しかも、アッツ島で日本軍が玉砕したのは昭和18年5月ですから、4〜5月というアッツザクラの花期とも一致します。 アッツザクラの赤い花がひしめき合って咲く様を、狭いアッツ島で玉砕した日本兵の悲しい姿に例える人もいますが、花に責任がある訳じゃなし、アッツザクラには些か気の毒な気がします -_-; そそ、アッツザクラが属する“キンバイザサ科”ですが、キンバイザサ科は“ヒガンバナ科”や“ユリ科”に組み込まれる事があるので、[アッツザクラ=ヒガンバナ科][アッツザクラ=ユリ科]としても、間違いではありません。※知漢もかつては[アッツザクラ=ヒガンバナ科]としていた。 |