Sin-Syo's HP Sin-Syo's HP > 2011 > 06-20
TPを飾った花たち



2011年06月20日のTP / 撮影:2011-06-03
ユキノシタ( ユキノシタ科 ) 花長:30mm




 写真は、神社で咲いているユキノシタ(雪の下/ユキノシタ科/花長:約30mm/花言葉:好感)です。

 へへへ、よく見ると、お洒落な花でしょ(・_-)v
 花は(“大の字”に見える)合計5枚の花弁からなり、(スペード形の)上3枚は赤い斑点を散りばめ、更に花弁の付け根には黄色い斑点をつけています。
 (純白で大根のような形をした)下2枚の花弁は一切の彩りを排し、その形とサイズを大胆にデフォルメする事で、花全体に「スリリングだが見てて心地よいバランス」を与えています。

 「雪の下」と云う名前の由来については、「群れ咲く白い花の下に見える葉が、あたかも雪の下で見え隠れする葉に見えるから」とする説が有力です。

 5月〜6月は、ユキノシタ科の花が沢山見られる季節です。
 この時季に知漢がここへよく写真を貼る花で云えば、マルバウツギ・バイカウツギ・ウツギ(卯の花)・アジサイ等は全てユキノシタ科に属します。

 今でもユキノシタを見ると、知漢が小学生だった頃(京都時代)、買ってもらった顕微鏡でユキノシタの葉の“気孔細胞”を飽きもせず観察していた事が、とても懐かしく想い出されます (^^ゞ

 そそ、冒頭で『花は“大の字”に見える』と書きましたが、“大の字”と云えば、へへへ、ダイモンジソウ(大文字草)ですよね。ダイモンジソウもユキノシタ科で、ユキノシタが初夏に咲くのに対し、ダイモンジソウの花は晩秋に咲きます。
 9年前(2002年)から、庭で鉢植えのダイモンジソウを育てています。その花に興味がある方は、[TP Pics/2010-11-20]を是非どうぞ(・_-)v