◆写真は、自宅から徒歩20分ぐらいの場所で撮影したヒメイワダレソウ(姫岩垂草/クマツヅラ科/花序径:約10mm[花径:約4mm]/花言葉:誠実)の花です。 ◆写真には2輪の花が写っているかのように見えますが、正しくは、沢山の花が集まったヒメイワダレソウの花序(散形花序)が2つ写っています。 ◆つまり、花径約4mmのヒメイワダレソウの花が集まって(円形に見える)散形花序を成し、その散形花序が2つ写真に写っているのです。 ◆ヒメイワダレソウの花や花序をジックリ観察すると、(色は違いますが)よく似たランタナの花を思い出しませんか? ◆それもそのはず。ランタナもヒメイワダレソウと同じクマツヅラ科の花ですから。←ランタナの花は[TP Pics/2007-08-14]に保管されている。 ◆ヒメイワダレソウの花はとても清楚で可愛いため、女性に人気があります。でも…… ◆知漢がここへよく貼るクマツヅラ科の花を思い出して下さい。ランタナ・クサギ・ヤナギハナガサ〜等々。 ◆クマツヅラ科の植物全てがそうだとは云いませんが、ランタナもクサギもヤナギハナガサも、そして写真のヒメイワダレソウも、超タフな植性を持つ植物です。←ランタナは原産地で「駆除が厄介な木」として疎まれている。 ◆葉がグランドカバーにもなると云うので、このヒメイワダレソウを庭に植えた人を知っています。でもその人は、その猛烈な繁殖力に恐れをなし、3年目(←これを書く前にE-mailで確認したから3年目で間違いない ^_^)に、庭からヒメイワダレソウを全て排除してしまいました。 ◆ん…… 『そうは云っても、ヒメイワダレソウの可愛い花は捨てがたい』と思う方は、鉢で育ててみては如何でしょうか(^_^)v |