◆写真は、神社駐車場の路傍で撮影したアキノゲシ(秋野芥子/キク科/花径:約3cm/花言葉:控え目な人)の花です。 ◆ブログ(2011-09-16/豊葦原瑞穂国)で書いたように、あの日咲いていたアキノゲシはフライング咲きであって、本来ならば『知漢が北海道から帰って来た時(=10月下旬)に咲いている花』なのです。 ◆アキノゲシについては毎年のように紹介していますから、この花に関する詳しいデータは過去の[TP Pics]をお読み頂くとして、以前から開花期について書きたかった事があるので、今回はそれを書かせて頂きます。 ◆知漢は毎年9月下旬に、数日間(←例年なら2日間)で四国から北海道までの距離を南北に移動します。 ◆このように短期間で南北に移動すると、晩夏〜秋の季節変化を数日間で体験する事になります。 ◆話変わって、閲覧者各位、『花の開花期は南から北に向かって移動する(例:春の桜前線)』と思っていないでしょうか。 ◆確かに、気温が高くならないと咲かない花は、南国で早く咲き、北国になるほどその開花期が遅くなります(先南後北)。 ◆では、夏が過ぎて、気温が低くならないと咲かない「秋の花」はどうでしょう? ◆そうなんです。気温が低い北国で先に咲き始め、(気温が高い)南国ほど開花期が後になる花だってあるのです。 ←花ではないが、紅葉前線が北から南へ移動するように。 ◆実は、写真のアキノゲシの花は“先北後南”の花であり、知漢が東北地方にいた頃(四国を出発した直後/9月下旬)、山形県〜秋田県では、既にアキノゲシの花が終わりかけていました。 ◆そしてその後、北海道を経て1ヶ月後(10月下旬)に四国へ帰って来ると、アキノゲシの花が今を盛りに咲き誇っているのです。 |