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TPを飾った花たち



2012年01月31日のTP / 撮影:2012-01-30
ノボロギク( キク科 )  花径:5mm




◆写真は、自宅に隣接する(他人様の)ミカン畑で咲いているノボロギク(野襤褸菊/キク科/花径:約5mm/花言葉:一致)の花です。
◆花径が約5mmと小さい花ですから、路傍観察に興味がない人は見過ごしてしまい「あまり見かけない花だ」と思われるかも知れませんね。
◆でもその反対に、少しでも路傍観察に興味がある人なら、ウンザリするほどこのノボロギクの花は見ているはずです(笑)。
◆一年で最も寒いこの時季に平気で咲いているのですから、ノボロギクは半端じゃなくタフな植物です。
◆更に、「ミカン畑で咲いている」と書きましたが、その事もノボロギクのタフネスぶりを物語っています。なぜならば、ミカン畑は定期的に除草剤が撒布されており、やわい雑草がそこで育って花を咲かせるのは極めて困難だからです。
◆写真を見ればお分かりのように、ノボロギクは筒状花のみが集合したキク科植物です。←写真のノボロギクの花に、白い舌状花が輪状に取り巻く花姿を想像すれば、マーガレット(筒状花+舌状花)等の(キク科植物の)花が脳裏に浮かぶはず。
◆写真左下の一輪を見て下さい。花序の外輪部から咲き始めていますが、中心部はまだ蕾のままです。と云う事は…… はい、そうです。ノボロギクの花も、他のキク科植物の筒状花集合体と同様に、無限花序の咲き方をします。
◆余談ながら、かつて知漢が花の仕事に従事していた頃、(仕入れた商品である)マーガレットをシュンギク(春菊)に見立てて鍋へ放り込み、同僚たちとよく酒盛りをしたものです (^^ゞ ←マーガレットは極めて安価な切り花。
◆(葉の形からして)ノボロギクも鍋へ放り込めば、マーガレット、もとい、シュンギクの代用品になるかもですね(・_-)v