◆写真は、裏山で撮影したハコベ(繁縷/ナデシコ科/花径:約5mm/花言葉:追憶)の花です。 ◆数こそ少ないものの、知漢在住の地(香川県西部)では、真冬でも(条件がいい場所では)ハコベの花が咲いています。 ◆とは云え、真冬に咲くハコベは「迷い咲きの厳しい表情」をしており、「春を謳歌して咲く本来のハコベの表情」とは微妙に異なっています(←知漢にはそう見える ^_^)。 ◆えっ?写真のハコベですか? ◆咲いている花自体は、まだ若干の「迷い咲き」の表情を残していますが、花序先端部にある「蕾の膨らみ」の内側には、えへへ、間違いなく、春がパンパンに詰まっています。 ◆蕾がこういう膨らみ方をし始めると、「春を謳歌するハコベの花絨毯」が見られる日も、そう遠くはありますまい(喜笑)v ◆そそ、いつも書いていますが (^^ゞ 「花弁の先端部に切れ込みを入れたがる」のがナデシコ科の花の特徴でしたよね。 ◆ナデシコ科に属する、カーネーション・カワラナデシコ(=ヤマトナデシコ)・ハマナデシコ・セキチク・ビジョナデシコ(=ヒゲナデシコ)・カスミソウ等々の花弁先端部を(目を閉じて)想い浮かべて下さいな。 ◆どの花も、花弁の先端部に切れ込みが入っているでしょ(例:カーネーションの花だと、花弁先端部のギザギザがその切れ込みに相当する)。 ◆で、その花弁先端部の切れ込みを極限まで深く入れたのがハコベであり、花弁の根元まで深く切れ込みが入っているため(=1枚の花弁がV字形に見えるため)、5枚の花弁でありながら、あたかも花弁が10枚あるかのように見えます。 ◆あ、そそ。今日、このハコベの花をTPへ貼ったのは、V字形の花弁に「更なる切れ込み」を入れたがっている「ハコベの思い」が(偶然)撮れたからです(片目閉笑)v |