◆写真は、自宅から徒歩10分ほどの場所(仁尾自動車の前)にある花樹園で撮影したサンシュユ(山茱萸/ミズキ科/花序径:約40mm[花径:約6mm]/花言葉:持続)の花です。 ◆宮崎県民謡の「ひえつき節」に出て来る“♪庭のサンシュウの木〜♪”の「サンシュウ」は、サンショウ(山椒/ミカン科)が訛った呼称であり、写真のサンシュユ(山茱萸/ミズキ科)ではありません。 ←「ひえつき節」が生まれた宮崎県北西部の椎葉(しいば)地方では、サンショウ(山椒)をサンシュウと発音する。 ◆春の陽気に触れ、パ〜ン!と弾(はじ)けた花火の如く咲き開くサンシュユの花序に「春のパワー」を感じる知漢です。 ◆年によって多少のズレはありますが、このサンシュユの花が勢いを増した頃、ハコベ(ナデシコ科)・ナズナ(アブラナ科)・オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)・ホトケノザ(シソ科)と云った代表的な“春の路傍花(雑草花)”たちが、「サンシュユに遅れまじ」と咲き誇ります。 ◆例年なら、このサンシュユの花勢がMAXを過ぎた頃、神社のソメイヨシノ(染井吉野/バラ科)が開花し始めるのですが、今年は今日現在(2012-03-26)、ソメイヨシノはまだ一輪も咲いていません(>_<) |