◆写真は、五郷の山(香川県観音寺市)で撮影したオランダミミナグサ(和蘭耳菜草/ナデシコ科/花径:約7mm/花言葉:純真)の花です。 ◆写真のオランダミミナグサはたまたま五郷の山で撮影しましたが、どこでもごく普通に見かける「代表的な路傍花」の一つです。←ったく、もぅ〜、我家の庭にもすぐ入って来ようとする(>_<) ◆「どこでも見かける」と書きましたが、見かける頻度で云えば、水田の周辺が一番多いでしょうか。 ◆「オランダ」が花名の頭に付いていますが、この植物が帰化植物である事を表しているに過ぎず、「オランダが原産地の植物」と云う意味ではありません。 ◆「ナデシコ科植物の花には、花弁先端に切れ込みが入る傾向が認められる」とする知漢の持論、えへへ、このオランダミミナグサも然りですよね。←ハコベ(ナデシコ科)に至っては、花弁の根元まで切れ込みが入るものだから、5枚の花弁でありながら10枚の花弁に見える。←同じナデシコ科のカーネーションやナデシコの花弁にも、ギザギザの切れ込みが入っている。 ◆ミミナグサ(耳菜草)の「耳」は、葉の形がネズミの耳に似ている事に由来します。 |