◆写真は、五郷の山で撮影したシャガ(射干/アヤメ科/花径:約50mm/花言葉:私を認めて)の花です。 ◆知漢がシャガの花を撮影する場所は、「四国霊場第71番札所・弥谷寺(香川県三豊市)」「裏山(〃三豊市)」「五郷の山(〃観音寺市)」の3ヶ所ですが、全て人が住んでいる人家の近く(もしくは人が住んでいた廃屋の近く)です。 ◆その理由は以前書きましたが、シャガの遺伝子は三倍体(3n)なので、花が咲いても種が出来ません。 ←三倍体(3n)は偶数倍体(2nや4n)でないから、「偶数倍体の二分割」を前提とする“減数分裂による生殖細胞”を作れないから。 ◆つまり、種が出来ない植物なので、シャガの種が動物や自然現象の力を借りて他所へ移動する事は叶わず、「シャガが繁茂している場所」=「人が意図的に地下茎を植えた場所(人家周辺)」となるのです。 ◆また、シャガはとてもタフな植物ですから、増えすぎたシャガを人が間引かなければそのコロニーはどんどん広がり、「廃屋周辺のシャガ(=放置されたシャガ)ほど見応えがある」と云う事になります(笑)。←[TP Pics]に、同日同所で撮影した“群れ咲くシャガ”の写真を貼っておきますので、是非ご覧下さい。 |