◆写真は、有明浜(香川県観音寺市)で撮影したニワゼキショウ(庭石菖/アヤメ科/花径:約10mm/花言葉:豊かな感情)の花です。 ◆“Hit On”でも書きましたが、写真のニワゼキショウが咲いている場所には、マンテマ(ナデシコ科)やヒナギキョウ(雛桔梗/キキョウ科)も群れ咲いており、それはもう見事な花園になっていました。 ◆写真には、白花と赤(赤紫)花のニワゼキショウが写っていますが、有明浜に限らず、圧倒的に個体数が多いのは赤花のニワゼキショウです。 ◆その名前から、セキショウ(石菖/サトイモ科 ←地味な肉穂花序の花を咲かせる)と関係ありそうに思われがちですが、[ニワゼキショウ=アヤメ科][セキショウ=サトイモ科]ですから、両者は全くの別モノです。 ◆ニワゼキショウにセキショウの名が入っているのは、『両者の“葉”の形状がよく似ている事に由来する』とされています。 ◆ニワゼキショウの花があまりにも可憐なため、ともすると庭へ持ち込みたくなるのですが、ニワゼキショウの植性が極めてタフである事を知った上で判断なさった方がよろしいかと…… ◆えっ?知漢? えへへ、その植性の逞しさを知っていますから、庭へは持ち込まず、この花が咲いている場所へ出向いて愛でる事にしています(笑)。 |